TOEICには表彰制度があります。その名は「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」です。直訳すると「IIBC 優秀賞」みたいな感じでしょう。
この表彰を受けるにはどうすればいいのでしょうか。以下の条件を満たす必要があります。
- Listening(リスニング) 375点以上
- Reading (リーディング)425点以上
- Speaking(スピーキング)160点以上
- Writing(ライティング) 170点以上
この4つの条件を同一年度内(今年度だと2017年4月から2018年3月)に満たせば受賞できます。
ただし表彰状が送られてくるのは翌年度の5月(次は2018年5月)になります。
多くの方が受験するTOEIC Listening & Reading Test(以後L&Rテスト)だけで見てみると、最低でもリスニング375点、リーディング425点、合計800点以上取る必要があります。800点以上だけの条件をクリアするだけではいけないのです。それぞれリスニング、リーディングの最低スコアをクリアしなければ受賞の条件を満たしません。
ではリスニング375点以上、リーディング425点以上を取った受験者はどれいくらい存在するのか調べてみました。2016年度の公開テストにおいて上位4%でした。2016年度のL&Rテストの受験者数は250万人でしたので、上位4%の受験者は10万人存在するということになります。データ出所元:2016年度TOEIC® Program総受験者数は271万人
繰り返しますがL&Rテストだけでは受賞できません。TOEIC Speaking & Writing Test(以後S&Wテスト)も受験して条件をクリアして初めて受賞される資格がもらえます。2016年度、これら4つの条件(L&Rテストの条件かつS&Wテストの条件)を満たした受験者は256名でした。
L&Rテストで条件をクリアした10万人のうち、たった256名です。計算してみると0.2%です。つまり800点(L&Rテストの条件)を満たした受験者のうち0.2%(2%ではないです)しか受賞できないという大変貴重な表彰だということがわかります。L&Rテストだけの受験数250万のうち、たった256名と考えると極めて貴重な賞だと分かります。
メリット・デメリットを書いておきます。
メリット
- 限定イベントに参加できる
- 自己満足に入り浸りながら自慢ができる
デメリット
- 公式認定証ではない
L&Rテストの条件をクリアするだけでも苦労するかもしれません。さらにこの優秀賞なるものの対象者になるためにはS&Wテストの条件を満たさなければなりません。S&Wテストは名前の通り「話して書く」テストです。L&Rテストに比べて苦手とする受験者が多いと思われます。
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TOEICの優秀賞「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」を受賞するにはとにかく英語の能力を継続して高めていくことが絶対に重要だと思います。私はまだL&Rテストの条件さえクリアしていませんが、TOEICの勉強を続けるモチベーションにはなる表彰制度だと感じています。
この表彰制度、IIBC AWARD OF EXCELLENCEの詳細などは公式ページをご覧ください。
過去記事、必要な英語力は「読む・聞く」力に加えて「書く・話す」力もご参考になれば嬉しいと思います。