30代で大腸がんになった男性の経験談

NHKのEテレで「早めに対策!大腸がん」という番組を放送していたのですが、大腸がん経験者の私も大腸がんの経験談を書きます。私が痛感したことは早期発見早期治療がとにかく重要です。

がんになる確率

私は36歳の時、2014年の秋頃に大腸がんだと診断され手術しました。ちなみにがんになる確率を調べてみました。下記画像データの引用元は国立がん研究センター最新がん統計です。

30代男性で癌になる確率は0.3%~0.8%です(20歳男性の10年後から20年後の確率の範囲)。1000人に3人から8人なのでそんなに高くないですね。だから私はある意味、貴重な経験をしたのかもしれません。次に人生においてがんになる確率を見てみます。

男性も女性も2人に1人ががんを経験します。これは結構高い確率だと思われます。では私の経験談を書いていきます。

36歳男性のがん経験談

 

大腸がんと気づく前

私が大腸がんと診断される半年前、当時ダイエットをしていたのですが食欲がなくなり体重がどんどん減るのでダイエットが順調に進んでいると思っていました。ただ立ちくらみが頻繁に起こり少し歩いただけで疲れるような状態になりました。私は自分の状態を勝手に判断して「貧血っぽいから鉄分を取ろう」と鉄分サプリメントを飲んでいました。しかし1ヶ月経っても立ちくらみが改善しないので病院に行きました。

ある大きな病院に行くと超音波検査と血液検査をしてもらいました。その結果、その病院の医師は「問題ないようです。鉄分をもっと取って下さい。」と言いました。私は上述の通り鉄分サプリメントを取っていたのですが、もっと取ればいいんだなと判断しました。しかし1ヶ月くらい経っても一向に立ちくらみやめまいが改善しませんでした。

そして別の小さな病院に行って血液検査をしてもらった後、医師は「すぐに紹介状を書くから!」と言い、大きな病院を紹介されました。そこでその大きな病院の内科を受診しました。内視鏡検査を行った結果、ポリープが見つかり「腸閉塞だから手術をしないといけないので外科を受診して下さい。その際は親族にも来てもらって下さい。」と言いました。その大きな病院の外科を母と受診すると「大腸がんなので早急に手術しなければなりませんので入院手続きを行って下さい。」と言われました。「ステージ4かもしれません。ただ実際にお腹を開いてみないと分かりません」とも言われました。母は泣いていました。

入院して手術

17歳のときに盲腸の手術しかしたことが無い私は手術に躊躇しました。「がん」であるということより「手術」が嫌だったのです。そんなことを思いながら全身麻酔をして手術をしてもらいました。手術は無事成功して大腸のがんの部位を摘出してもらいました。手術後、麻酔から覚めると思ったより手術で切開した腹は痛くなかったです。不安だったステージも「ステージ2」だったようで安心しました。手術後の翌日からリハビリをして点滴したまま歩いていました。「歩いていました」というより「歩かされた」といったほうが適切かもしれません。なにせ手術の翌日で歩くどころか起き上がっても腹が痛いからです。そんなリハビリをしながら、数週間後には毎日1万歩も歩くくらい散歩と称して病院の外まで出歩いてました。

退院後

結局1ヶ月入院して退院しました。立ちくらみもめまいもなくなって快適になりました。体重もどんどん増えて手術前に50kg台だったのが今では80kg台です。少しダイエットが必要なくらいまで回復しました。手術後の定期検査は年に2回、つまり半年に1回です。CT、超音波、血液と3つの検査をしてもらっています。ちなみに手術以前も以後も喫煙と飲酒をしていました。現在は「ある意味」禁煙しています。電子タバコに変えたという記事を書きましたのでこちらを御覧ください。お酒の方は週末にツレと飲むくらいで平日は飲まなくなりました。

がんになった前も後もライフスタイルが変わった感じはないです。がんで助かったからには私にはまだやるべきことがこの人生にあるはずだと思っています。まだまだ世の中に貢献できることをしていきたいと思っています。

まとめ

  • 体重が急に減ったら早めに病院へ
  • 体調が優れなかったら速めに病院へ
  • 複数の病院で診察してもらう
  • 節酒・禁煙でがんになる確率を減らす
  • がんになっても死亡確率が高まるだけで死ぬわけではない